令和7年度の処遇改善加算の実績報告書を掲載 ― 見込み62万円に対し実績854万円(13.8倍)
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処遇改善計画書の検証に、令和7年度の処遇改善加算の実績報告書を取り上げる連載(全5回)を加えました。第1回は「令和7年度の見込みは62万円、実績は854万円」です。
実績報告書とは
福祉・介護職員等処遇改善加算は、職員の賃金を上げるために事業所の報酬に上乗せして支払われるお金です。事業所は年度の初めに「計画書」で見込みを届け出て、年度が終わると「実績報告書」で、実際に受け取った額と、その額以上を賃金の引き上げに充てたかを報告します。今回、しょーとすていYorimado(合同会社Yorimado)の令和7年度分の両方を、大阪市への情報公開請求で入手しました。
第1回で分かったこと
- 令和7年度の計画書(令和7年4月15日受付)では、加算の見込みは 年619,860円
- 令和8年7月に提出された実績報告書では、同じ年度の加算額は 8,544,418円。見込みの 13.8倍
- 令和7年4月のサービス提供分だけで 549,370円。年間の見込みの約9割に、最初の1か月で達していた
- 令和8年度の計画書でも、法人全体の加算の見込みは前年度実績の 約3割
合同会社ちるどれんとの比較も追加
合同会社ちるどれんとの関係のページにも、両法人の令和7年度の実績報告書の比較を追加しました。
読むときの注意
- 加算の額が大きいこと自体は、利用(給付)が多いことの結果であり、それだけで何かを示すものではありません。問われるのは、受け取った額以上を、実際に職員の賃金の引き上げに充てたかです。
- 見込みが小さくなった理由は、書類からは分かりません。開設の直後で前年の実績が短かったことは、理由になりえます。
今後の掲載
第2回以降では、実績報告書で事業者が賃金について何を報告したかを、給与の記録・求人の記載・職員体制と照らし合わせて順次掲載します。