エビデンス② 処遇改善加算申請書(令和7年度・令和8年度)の類似点

最終更新: 2026年10月6日

主な出典公文書出典の扱い方

このページは「合同会社ちるどれんと Yorimado の関係」のエビデンス②です。

黄色の背景は、2026年9月21日・10月6日に追加・修正した箇所です(→ 更新履歴)。

大阪市への情報公開請求により入手した、合同会社Yorimado および 合同会社ちるどれんの 令和7年度 福祉・介護職員等処遇改善加算 処遇改善計画書(大阪市提出分)を比較したところ、別法人・別代表者であるにもかかわらず、以下の共通点が確認できます。

月額報酬額が円単位まで一致

事業所事業所番号指定定員月額報酬額算定月数加算見込額
しょーとすていYorimado(大阪市)27123023106名324,872円12ヶ月619,860円
ショートステイちるどれん(東大阪市)2715008013―324,872円12ヶ月619,860円
ショートステイちるどれん今福鶴見(大阪市城東区・令和7年7月1日新規開設)27144030588名162,436円9ヶ月232,443円

読み取れること:

  • Yorimado と ちるどれん(東大阪市)の月額報酬額が円単位で完全一致
  • ちるどれん今福鶴見はそのちょうど 1/2

Yorimado の指定定員と月額報酬額の不整合

Yorimado は定員6名で指定。月額報酬額 324,872円 は ちるどれん今福鶴見(定員8名・9ヶ月算定)の 162,436円のちょうど2倍。Yorimado の申請書の基礎数値は定員8名相当のテンプレートで算定された可能性が読み取れます。

記載文言が逐語同一

  • キャリアパス要件Ⅳを満たさない理由:両法人とも「小規模事業所等で職員間の賃金バランスに配慮が必要のため」のみにチェック、年額440万円以上の職員数 0人
  • 職場環境等要件の猶予理由:「障害福祉(障害児支援)人材確保・職場環境改善等等事業の要件を満たしており…令和7年度中の職場環境等要件の適用が猶予される」と一字一句同一

見込額のチューニングパターンが共通

項目Yorimadoちるどれん
加算見込額 (c)619,860円852,303円
賃金改善見込額 (d)650,000円(c比 +4.9%)920,000円(c比 +7.9%)
月額賃金改善要件Ⅰ 所要額224,160円308,220円
月額賃金改善 実施見込250,000円(要件額 +25,840円)330,000円(要件額 +21,780円)

令和8年度(R8)の計画書でも共通作成をうかがわせる

2026年9月21日 修正

翌年度(令和8年度)の処遇改善計画書を見ると、令和7年度に確認された共通点に加えて、誓約日(計画書に事業者が記入する日付)が同じ日に揃っています。

年度しょーとすていYorimadoショートステイちるどれん
令和7年度誓約 令和7年4月11日(大阪市の受付印 4月15日)誓約 令和7年5月30日(約1.5ヶ月差)
令和8年度誓約 令和8年4月11日誓約 令和8年4月11日(同日)
  • 令和7年度はばらばらだった誓約日が、令和8年度は両法人とも令和8年4月11日と同じ日になっています。
  • 職場環境等要件のチェックは、①〜⑳の区分では両法人が同じ11項目を選択しています。一方、㉑以降では選択が分かれており(㉑・㉗は Yorimado のみ、㉖・㉘は ちるどれん のみ)、全項目が一致しているわけではありません。
2026年9月21日訂正:従来「選んでいない項目まで一致」と記載していましたが、原本を再確認したところ㉑以降に相違があったため、記載を改めました。

なお、誓約日の一致は、提出期限(令和8年4月15日)の直前であることやオンライン申請であることを踏まえると、それ単独では弱い手がかりです。上記の月額報酬額の円単位一致や記載文言の逐語同一とあわせて読むべき点です。

令和7年度の実績報告書でも、同じ傾向が続いている

2026年10月6日 追加

処遇改善加算を受けた事業者は、年度が終わると「実績報告書」を提出します。大阪市への情報公開請求で入手した両法人の令和7年度の実績報告書を並べると、計画書で見られた共通点が、実績報告書でも続いています。

項目合同会社Yorimado合同会社ちるどれん
作成日(誓約欄の日付)令和8年7月28日令和8年7月27日(前日)
大阪市への提出日時令和8年7月30日 11時48分令和8年7月30日 11時26分(22分前)
令和7年度の加算額(法人全体)8,995,626円8,998,458円(差 2,832円・約0.03%)
キャリアパス要件Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ「計画書で記載した内容から変更がない」にチェック同じ
毎月の賃金改善のうち、新たなベースアップ等の額(月額賃金改善要件Ⅱ)0円同じ
職場環境等要件「補助金を申請済であるため猶予される」にチェック同じ
職場環境等要件の28項目のチェック表すべて空欄同じ

一方で、年額440万円以上となる職員の数だけが分かれました。

令和7年度の計画書令和7年度の実績報告書
合同会社Yorimado0人。理由「小規模事業所等で職員間の賃金バランスに配慮が必要のため」2人(要件を満たした)
合同会社ちるどれん0人。理由は Yorimado と同じ選択肢0人。理由は「職員全体の賃金水準が低い、地域の賃金水準が低い等の理由により、直ちに年額440万円まで賃金を引き上げることが困難であるため」に変わった

読み取れること: 別法人の実績報告書が、前日と当日に作成され、同じ日に22分差で提出され、記入の仕方もほぼ同じです。提出日時の近さや記入の仕方の一致は、それだけで何かを証明するものではありません。ただ、令和7年度の計画書(月額報酬額の円単位の一致・文言の逐語同一)、令和8年度の計画書(誓約日が同日)に続いて、3つ目の書類でも同じ傾向が確認できます。加算額がほぼ同じ額であること自体は、両法人の事業の規模が近ければ起こりうることです。

出典:令和7年度 福祉・介護職員等処遇改善加算 実績報告書(合同会社Yorimado・合同会社ちるどれん)。大阪市の情報公開制度で部分公開。しょーとすていYorimado の実績報告書の内容は、処遇改善加算 ― 令和7年度の計画と実績 で詳しく取り上げています。
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