収入・求人
最終更新: 2026年7月28日
収入(給付金)
大阪市の情報公開制度で開示された給付費明細書(181件)を分析した結果、定員6名・日曜定休の短期入所(ショートステイ)施設でありながら、推定稼働率129%という、通常ではあり得ない水準の給付金を受けているとみられます。

このページでは、開示された給付費明細書をもとに、毎月の給付額・利用者数・請求のタイミングといった給付の実態と請求のパターンを分析し、受け取っている収入が施設の規模に見合った適正なものといえるかを検証します。算定している加算の内訳は 運営情報、別法人との計画書の一致や令和8年度の報酬総額急増については 合同会社ちるどれんとの関係 を参照してください。
ここで推定した月約419万円の給付実績と、処遇改善計画書に記載された報酬総額(月100万円)との約4倍の乖離については、令和8年度 処遇改善計画書の検証 で詳しく取り上げています。
月ごとの給付実態
提供月が新しくなるほど稼働率が上がり、令和7年6月以降は毎月130%超が続いています。
| 提供月 | 利用者数 | 給付額(推定) | 稼働率 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| R07.04 | 22 | 361万円 | 113% | 超過 |
| R07.05 | 21 | 383万円 | 115% | 超過 |
| R07.06 | 21 | 408万円 | 132% | 深刻 |
| R07.07 | 19 | 447万円 | 134% | 深刻 |
| R07.08 | 19 | 441万円 | 137% | 深刻 |
| R07.09 | 16 | 440万円 | 137% | 深刻 |
| R07.10 | 16 | 450万円 | 135% | 深刻 |
| 合計 | 延べ134 | 2,931万円 | 129% | — |
給付額は推定値(万円未満を四捨五入)。稼働率=推定泊数 ÷ 理論上限泊数(定員6名 × 営業日数)。100%超は定員を超える利用を意味する。
地域別の利用者数
利用者は大阪市内の5区に分布し、阿倍野区と住吉区で全体の8割超を占めます(延べ134名)。
令和7年4〜10月の延べ利用者数(提供月ごとの利用者数の合計)。
定員を超える利用は物理的に不可能
- 定員
- 6名(指定時の届出)
- 営業日
- 日曜定休(7ヶ月で184日)
- 理論上の上限
- 1,104泊(6名 × 184日)
- 推定の実績
- 1,424泊
- 超過分
- 320泊(上限を29%超過)
定員6名の施設で1日平均7.7名の利用は、物理的に成り立ちません。実際には利用していない日数や人数を請求している(架空請求)、または届出と異なる定員超過・日曜営業が行われている疑いがあります。
指定短期入所には、利用定員や居室の定員を超えてサービスを提供してはならないという定めがあります(指定基準を定める省令第124条「定員の遵守」)。定員を超えて利用させた場合は、報酬告示に基づく定員超過利用減算(所定単位数の70%)の対象にもなります。また、国が令和8年6月に示した監査マニュアルは、不正請求の例として「実際にはサービスを行っていないのに、行ったように装って請求する」ことを挙げています。上の推定が事実であれば、こうした定めや例に当てはまり得ます(いずれも疑い・要検証であり、最終的な評価・判断は所管行政庁に委ねられます)。
不自然な請求パターン
下の図は、サービスを提供した月(縦)と、国保連に請求した月(横)の関係を、件数で色分けしたものです。通常は提供の翌月前後に請求するため対角線上に並びますが、実際には大きく外れた請求が集中しています。
| 提供\請求 | 7.3 | 7.4 | 7.5 | 7.7 | 7.8 | 7.9 | 7.10 | 7.11 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6.12 | 4 | |||||||
| 7.1 | 10 | |||||||
| 7.2 | 15 | |||||||
| 7.3 | 16 | 2 | ||||||
| 7.4 | 3 | 19 | ||||||
| 7.5 | 3 | 18 | ||||||
| 7.6 | 2 | 19 | ||||||
| 7.7 | 18 | 1 | ||||||
| 7.8 | 19 | |||||||
| 7.9 | 15 | 1 | ||||||
| 7.10 | 16 |
月遅れの請求は制度上認められていますが、これほど大量の遅延請求が特定の時期に集中することは通常の運営では考えにくく、請求内容に意図的な操作が行われている可能性があります。
推定方法と出典
- データ:大阪市の情報公開制度で開示された「障害福祉サービス費等の支払決定額内訳書」181件(令和6年12月〜令和7年10月分)
- 総支給額の推定:給付額は黒塗りされているため、開示されている処遇改善加算Ⅰの単位数から総単位数を逆算(短期入所の加算Ⅰ=報酬総額の 15.9%)し、大阪市・二級地の単価 10.96円/単位を乗じて算出
- 集計対象:分析期間(令和7年4月〜10月)に提供された延べ134名分の明細
- 本ページの金額・稼働率はいずれも上記の方法による推定値であり、不正があったと確定するものではありません。
支出
給付金は、利用者支援の体制を維持するための公費です。その使いみちが本来の目的に沿っているかを、法人の会計記録から検証した結果を 支出の検証 にまとめました。
- 代表者・親族名義への送金(第2期 約646万円)
- 使途の確認できない多額の現金引き出し(第2期 約428万円)
- 私的利用と疑われる旅行・飲食・物品購入
- 別法人の施設開設と時期が一致する支出(第1期 約114万円)
事業目的との関連が確認できなかった支出は、累計で推定約1,844万円。事実と当サイトの見方を分けた詳しい検証は、支出の検証 をご覧ください。
補助金
- 大阪府障がい福祉人材確保・職場環境改善等事業費補助金(令和7年度)
- 生産性向上・職場環境改善による障がい福祉人材確保・定着
状況: 交付済 - IT導入補助金2025(インボイス枠・8次締切)
- サービス等生産性向上IT導入支援事業
状況: 交付決定済
出典: 交付決定事業者一覧(PDF)
求人情報
現在、以下の求人を募集しています。
お泊りサポートスタッフ(深夜勤)
詳細を見る(ジモティー)更新日時:2026年5月28日 15:52
サポートスタッフ(朝・夕)
詳細を見る(ジモティー)更新日時:2026年5月28日 15:53
夜勤の子ども見守りスタッフ
ジョブポスター掲載終了(記載内容の検証へ)更新日時:2026年7月2日
子ども見守りサポート・保育士(週1日〜)
ジョブポスター掲載終了(記載内容の検証へ)更新日時:2026年7月2日
勤務地:大阪市阿倍野区昭和町1-4-4(地下鉄御堂筋線 昭和町駅 徒歩3分)
なお、令和8年7月2日公開のジョブポスター求人2件(夜勤の子ども見守りスタッフ・子ども見守りサポート)については、「軽度の知的障がいのお子様対象」「特別な技術や経験がなくてもできる」といった記載と事業実態との食い違いを Yorimado求人の検証 で整理しています。両求人は、掲載期間の満了(令和8年7月8日)を経て、令和8年7月9日時点で閲覧できなくなっています。上記2件の求人内容は公開当時(令和8年7月2日)の記載であり、当時の画面記録は同ページに保存しています。
よくある質問
- しょーとすていYorimadoはどのくらいの給付金(収入)を受けていますか?
- 大阪市が情報公開した給付費明細書(181件)からの推定で、令和7年4〜10月の総給付額は約2,931万円、月平均で約419万円とみられます。定員6名の短期入所施設としては規模に見合わない高水準で、推定稼働率は129%(1日平均7.7名)に達します。金額・稼働率はいずれも開示資料からの推定値です。
- 定員6名なのに、それだけの利用は可能なのですか?
- 物理的に成り立ちません。定員6名・日曜定休(7ヶ月で184日)なら理論上の上限は1,104泊ですが、推定の実績は1,424泊で、上限を29%(320泊)超過します。実際には利用のない日数・人数を請求している(架空請求)か、届出と異なる定員超過・日曜営業が行われている疑いがあります。
- 請求パターンに不自然な点はありますか?
- あります。通常はサービス提供の翌月前後に国民健康保険団体連合会へ請求しますが、提供月から大きく外れた遅延請求が特定の時期に集中しています。月遅れ請求は制度上認められていますが、これほど大量に集中するのは通常の運営では考えにくく、請求内容に意図的な操作が行われている可能性が論点です。
- 受け取っている補助金にはどのようなものがありますか?
- 大阪府障がい福祉人材確保・職場環境改善等事業費補助金(令和7年度)と、IT導入補助金2025(インボイス枠・8次締切)の交付決定を受けています。後者は別法人の合同会社ちるどれんと同じインボイス枠で連続して交付決定されており、両社の関係は「合同会社ちるどれんとの関係」ページで取り上げています。